【番外編】NBA2014-2015FINAL MVP アンドレ・イグダーラ来日|リアルホットスポーツ

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2015年9月9日
【番外編】NBA2014-2015FINAL MVP アンドレ・イグダーラ来日

NBA選手が日本にやってきた。アンドレ・イグダーラ選手だ。言わずとしたNBAのスタープレイヤー。彼は、2014-2015シーズンでNBAFINALのMVPを獲得した。そんな彼が東京ドームシティラクーアに現れた。

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アンドレ・イグダーラ選手の略歴

僕が、この選手のことを語るのは許されないのかもしれないが、簡単に彼の軌跡を振り返ってみる。
アリゾナ大学から、アーリーエントリーでNBAフィラデルフィア・セブンティシクサーズに入団。
ルーキーイヤーから全試合に出場。
当時アレン・アイバーソンとのコンビは驚異的だった。
現在の彼の背番号『9』は、同チームにクリス・ウェバーが加入したタイミングで、『4』から変更したものだ。
アウトサイドシュートと執拗なディフェンスが彼の持ち味だった。
ディンバー・ナゲッツを経て、2013-14シーズンからは、ゴールデンステート・ウォリアーズに移籍。
2014-2015シーズンは、ヘッドコーチから6THマンを指名され、控えで出場した。
ファイナル1勝2敗で迎えた4戦目からレギュラーに指名され、3連勝でFINALを制し、MVPにも選ばれた。

そして日本へ

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2015年8月25日、彼は初めて日本にやってきた。
東京ドームシティラクーアにやってきた。
日本最初の目的地としては、どうなのかという部分はさておき。
そこで何が開催されたのかというと、スマートフォン用アプリで『NBA CLUTCH TIME』というソフトとコラボして、『NBA CLUTCH TIMEトロフィーツアー』としてイグダーラ選手が来日して登場した。
吉本興業バスケ大好き芸人が集まり、イグダーラ選手と簡単なゲームで交流した。
その日はステージ上に、「ファイナルMVPトロフィー」と優勝チームに贈られる「ラリー・オブライアン・チャンピオンシップ・トロフィー」を引っ提げて来日したのである。

僕はありがたいことに、メディア申請をしていたので一番前で見ることができたが、会場はイグダーラ選手を一目見ようと、ステージを取り囲むようにたくさんのお客様が来ていた。
イベントには、MCが吉本興業の芸人、あべこうじさん。吉本興業のバスケ芸人として、レイザーラモンRGさん、田村裕さん(麒麟)、大西ライオンさん、松尾駿さん(チョコレートプラネット)、イグダーラ選手の通訳として元プロバスケットボール選手の佐々木クリスさんが参加した。

『子供の父親としてMVPはおまけ、チャンピオンを取りたかった。』

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吉本芸人とのやりとりの中で、
『MVPはおまけだよ。チャンピオンを取りたかった。第6戦まで勝つことだけにフォーカスしていた。』
とイグダーラ選手はステージの前の東京ドームの遊園地のジェットコースターに雄叫びをあげながらも、楽しんでいた。
吉本芸人からのプレゼンの中で、イグダーラ選手のメンタル面の強さが話題になったり、ファイナルの時にステファン・カリー選手とゴルフに行ったエピソードも上がったり。 肩の筋肉の強さも。
しかし、吉本芸人のプレゼンの中で『俺のこと一番知っている。』とイグダーラ選手が選んだ内容は、『父親として』という内容だった。子供と一緒に写真を撮っているのをSNS等で上げているのだが、『子供に父親がNBAファイナルで勝ってMVPを取った。』というところで、父親としての評価の内容を選んだ。

『日本ではたくさんおいしいものを食べたい。』

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『日本ではショッピング、おいしいものを食べたい。お寿司が好きで。』
イグダーラ選手が日本で何をしたいですか?と問われて答えた内容だ。
街の中にジェットコースターがあるのにもびっくりしたようだ。
ちなみに、僕が知る限り、街の中にジェットコースターがあるのは東京ドームシティラクーアぐらいではないか?
フィラデルフィア・セブンティシクサーズでコンビを組んでいたアレン・アイバーソンとはこのイベントの3週間前に会っていたそうで、『彼はバスケがうまかった。速くて、シュートがうまくて、とにかくハートが強かった』と続けた。
コンビを組んでいた当時から時間が経っても、お互いに尊敬できる間柄のようだ。

『正直言って。』

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僕自身は、日本のバスケットボールを追いかけていたが、アメリカNBA、ヨーロッパに関しては所々を知っている程度で、知識も足りなかった。
今回のイグダーラ選手の来日に合わせて、彼のプレーをインターネットで予習して行ったし、着用するチャンスは逃したが、ファイナルのTシャツも購入した。
これから日本のこともそうだけど、本場のバスケットボール事情を知ったうえで、日本のバスケットボールに立ち返ることも必要だと思う。
近い将来、海を渡って本場の空気を取材したいという思いになった。
そのためには英語も勉強しないといけないなと改めて思った。

著者:マンティー・チダ

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スポーツが得意ですが、自分の興味があるものも含めてチャレンジしていきたいと思います。ぜひ宜しくお願い致します。